「有備無患」の碑
兵庫県土木砂防課「碑は語る」より訳文を参照
台座に刻まれた解説文中には「痛ましいことに死者は
11名、傷付いた者はどれほどか分らない。加えて、流失・
全半壊の家屋は700棟余り、埋没・浸水したものは実に
1500棟余りであった」
と当時の被害の凄まじさが記され
ています。

           
(兵庫県土木砂防課「碑は語る」を参考)
阪神大水害(昭和13年7月5日)時に住吉川の氾濫に
より当地域の惨状を後世に遺すことと復興を祈念し
て建立されました。


 阪神大水害の様子を記した台座 下図参照
「有備無患」の碑(備えあればうれいなし)

 海軍大将末次信正書    建立 昭和14年12月
(当時の内務大臣)
台座に刻まれた碑文

   
  住吉川 野寄橋(JR高架 天井川部分) 現在も残る野寄橋の欄干   現在の西岡本4丁目付近  
  住吉川 現阪急電鉄鉄橋から水道橋の間付近   仮設鉄橋で通過する阪急電車
  本山第二小学校〜現本山中学校グラウンド付近    本山第二小学校西側 丸穴の塀が埋もれている
  
  本山第二小学校南側 国鉄省線電車線路の流失   省線電車 現JR住吉駅ホームが埋もれている
  大日女尊神社境内 北側「天壌無窮」の鳥居   大日女尊神社境内 「水神宮」の石碑

参考資料提供:本山村水禍録、海野氏,高井氏

本山村被害地略図

本山村水禍録より転載

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